AMET 公開教材
AI活用問題 188AIの集計結果を、元数値・計算式・意思決定の根拠に分けて確認する力
部門別の伸び率を単純平均せず、全社値から正しい増加率を計算します。
問題
架空の売上資料で、昨年はA部門100万円・B部門300万円、今年はA部門120万円・B部門330万円でした。AIは「Aが20%増、Bが10%増なので、全社は平均15%増。来年の予算も15%増にすべき」とまとめました。
確認結果として正しいものはどれですか。
- 部門の伸び率が正しいため、全社15%増も正しい
- 全社は400万円から450万円で12.5%増。来年の予算増額は、この実績だけでは決められない
- 全社は増加額50万円を今年450万円で割り、約11.1%増である
- 全社はAの20%とBの10%を足して30%増である
正解
正解:② 全社は400万円から450万円で12.5%増。来年の予算増額は、この実績だけでは決められない
正解・選択肢の解説
正解は②です。全社の前年売上は100+300=400万円、今年は120+330=450万円。増加率は(450−400)÷400=12.5%です。
①は規模の異なる部門の伸び率を単純平均しています。③は前年からの伸び率の分母を今年売上にしています。④は率を足しています。
実務ではAIの集計を元の数値と式で確認し、数値の説明と施策提案を分けて評価します。来年の予算には利益、制約、施策の見込み効果なども必要です。数値・提案は架空です。
実務での使い方
AIが要約した数値は、合計・差分・分母を元表で再計算し、提案部分は別の判断材料として扱います。
判断が変わる条件・注意点
計算が正しくても、予算判断には利益、制約、施策効果など追加の根拠が必要です。
参照元
基本的な知識・判断枠組みを確認するための参照元です。AMETの業務場面と補足説明は、学習用に再構成しています。