AMET 公開教材
AI活用問題 175引用付きAI回答を、元資料の記載と照合して検証する力
リンクがある回答でも、資料にない数値が混ざることを見抜きます。
問題
架空の検索連携AIが、社内マニュアルの「通常プランは月額3,000円。法人向け料金は個別見積もり」という箇所を取得しました。AIの回答は「通常プランは月額3,000円、法人向けは月額10,000円です」で、末尾にそのマニュアルへのリンクがあります。
確認結果として適切なのはどれですか。
- リンクがあるので、2つの金額とも取得資料に裏付けられている
- 通常プランの金額は確認できるが、法人向け10,000円は取得箇所に根拠がなく、そのまま採用できない
- 検索を使った回答なので、金額の違いはマニュアルの更新遅れを意味する
- 文章が生成された以上、通常プラン3,000円も資料で確認できない
正解
正解:② 通常プランの金額は確認できるが、法人向け10,000円は取得箇所に根拠がなく、そのまま採用できない
正解・選択肢の解説
正解は②です。取得した資料と、資料をもとに生成された回答は別です。通常プラン3,000円は一致しますが、法人向けの具体額は資料に書かれていません。
①はリンクの存在を全記述の裏付けと扱っています。③は更新遅れという原因を証拠なく推定しています。④は実際に確認できる記述まで否定しています。
実務では回答を主張ごとに分け、引用箇所がそれぞれを支えるか確認します。検索連携でも推測や取り違えは残り得ます。金額・文書は架空です。
実務での使い方
AIの回答では、結論ごとに根拠箇所へ戻り、数値・条件・対象範囲を原文と照合します。
判断が変わる条件・注意点
一つの資料と一致しても、資料が最新か、対象条件に合うかは別に確認します。
参照元
基本的な知識・判断枠組みを確認するための参照元です。AMETの業務場面と補足説明は、学習用に再構成しています。