AMET 公開教材
AI活用問題 11AI活用のリスクを、影響・起こりやすさ・対策・不確実性で比べる力
用途の名前や費用だけでなく、同じ枠組みでリスクを比較する考え方を扱います。
問題
架空のAI導入候補Aは設備異常の予測、Bは面接メモの要約です。Aには見逃しによる生産停止、Bには個人情報の漏えいと要約誤りが選考へ影響する懸念があります。発生頻度、対策後に残る影響、確認担当者の配置はまだ整理されていません。
詳細調査の優先順位を決める方法として適切なのはどれですか。
- Aは金銭損失があるので、他の条件によらず最優先にする
- Bは人に関わるので、他の条件によらず最優先にする
- 影響の重大さ・起こりやすさ・既存対策・不確実性を同じ枠組みで整理して決める
- 導入費用の高い候補を優先し、影響評価の代わりにする
正解
正解:③ 影響の重大さ・起こりやすさ・既存対策・不確実性を同じ枠組みで整理して決める
正解・選択肢の解説
正解は③です。対象分野の名前だけでは優先順位は決まりません。どのような被害が、どの程度起こり得るか、対策があるか、不明な点は何かを比較します。
①②は一つの特徴だけで順位を固定しています。④は購入費用とリスクを同一視しています。
実務では根拠と未確認事項を記録し、重大な不明点が残る用途は利用範囲を制限するなどして調査を進めます。ケースは架空で、どちらかが常に高リスクという規則ではありません。
実務での使い方
導入候補ごとに、想定被害、発生条件、既存対策、残る不確実性、確認責任者を記録して比較します。
判断が変わる条件・注意点
この架空事例は用途の優先順位を決める規則ではありません。組織の法令・利用条件も確認します。
参照元
基本的な知識・判断枠組みを確認するための参照元です。AMETの業務場面と補足説明は、学習用に再構成しています。